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2004/12/16

Engineering Director ご自慢の・・・

※これは以前のブログサイトに掲載されていた記事を移行したものになります。

 今回は私がSun を好きな理由の一端をご紹介できるお話を・・・(長いですが)

 今年の6月にJavaONE に参加するため US に出張した時のことです。Java ONE の合間をぬって、当時プロダクト・マーケティングで N1 Grid を担当していた私は、N1 Grid 関連の次世代製品を開発している Engineering Team の Director に会うため、Menlo Park オフィスを訪れました。

 待ち合わせは確か夕方の3時頃だったのですが、指定された場所は彼のオフィスではなくキャンパスの中庭にあるAmphitheater でした 。西海岸、カリフォルニアの熱い陽射しと青い空の下、とても仕事する気にはならんなーと思いながら指定の時間に行ってみると、そこでは N1 Grid System 開発エンジニアリング部門全体でのアイスキャンディ・パーティが催されてました(ほんとは Year End の表彰-Sun の会計年度末は6月です-をやってたのですが、それはついでのようにしか見えず、「あいすきゃんでぃ」がどう見てもメインでした)。

  わざわざこんなに大量で何種類ものアイスを外に注文しなくてもと思うのですが、彼らはこういうイベント大好きなのでしょうがない。んで、私もアイス3本もらって食ってましたが、それが Sun が好きな理由ってわけではありません。そうこうしてるうちに表彰も一段落すると、さっきまで表彰されてたDirector の一人が近寄ってきました。彼の名は Martin Patterson。次世代の N1 Grid 製品開発プロジェクトの部門を率いる Enineering Director です。彼とは日本で一度面識があります。次世代製品の需要見込みや顧客の要望をヒアリングするため、日本にやってきたことがあり、その時に行動をともにしました。
で、今回は製品戦略や開発進捗などの話をしながら情報収集し、ひとあたり終わって礼を述べて帰ろうとしたときでした。

 「Yoshifumi、まだ時間大丈夫か?」まあ、大丈夫と伝えると、彼はニンマリしながら、  「そうか、じゃ、いいもんみせてやろう。できたてのほやほや(注)だぞっ!」と言うと、自分のディスプレイにブラウザを表示させどこかにアクセスしようとしてます。  そして、彼が見せてくれたのは、ほんとに出来たばかりの次世代 N1 Grid 製品の管理用ソフトウェアで採用される予定の管理画面、ブラウザベースの GUI および CLI のプロトタイプでした。表示されるマシンと状態表示画面の連携や CLI でのオペレーションデモ、説明を加えながらデモして、そのとき使える機能は全部みせてくれました。

 IBM や HP に比べれば小さい Sun ですが、しかし本国開発部門の Director ともなればそれなりのポジションです。外注も入れると 100 人を超えるエンジニアを抱える部門の Director が、私のような一従業員に打ち合わせの時間よりも長く自分のところの製品のプロトタイプをデモしながら説明し、「どうだ、なかなかいいだろっ?なっ!!」とか言って得意気に語るのです。

 Solaris Eng. や N1 Grid Engine Engineering の連中もそうですが、彼らは自分たちの製品にすごく思い入れを持って接しており、誇りを持っているようです。開発のエンジニアなら誰でもそうなんでしょうけど。。。でも、Director までそんな調子で熱く私に語ってくれるようなところが、私が Sun を好きな理由の1つなのです。

 同じような経験は他でもありましたね。2年近く前に出張で行った時は、Sun の SPARC プロセッサを開発している部門が利用している EDA のための分散データセンター環境、コンピュート・ランチの構築・管理を行っている部門の Director、Jim Gateley が、1対1で私に1時間かけてプレゼンと案内をしてくれ、「どーだおどろけ、すごいだろうっ!」って言ってましたし、OS 開発部門を率いる VP の Glenn Weinberg なんかは、今でも自分の Laptop に最新ビルドの Solaris 10 x86 をインストールしては Bug を見つけてはデータベースに登録させてるくらい、Solaris 大好き人間という話を聞いています(で、Glenn が見つけた Bug は highest priority で修正されていくので、彼の使ってる Laptop の機種が、常に対応が一番早いというウワサも・・・)。

まあ、そんな訳でSr. Director や VP が自分ところの製品などに心底惚れ込んで、自慢げかつ嬉しそうに語るあたりが私は大好きです。

注:「できたてのほやほや」を英語でなんてゆーのか知らないですが、そんなようなことを言ってたに違いありません。はい。

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