« ぴーばら・・ | トップページ | Carly Fiorina Resigns... »

2005/02/09

日本への想い、代表への想い・・・

いよいよ今日からドイツW杯アジア最終予選開幕です。

北朝鮮との間にはいろいろな問題を抱えていますが、そういった事を抜きにしたとしても大事な1戦目をホームで戦うわけですから、内容なんてどうでもいいので、なんとしても1点取って勝ち点3を挙げて欲しいです。

「日本代表」という言葉には、特別な想いがありました(今でもあるかも)。

その昔、もう今から20年以上前になりますが、現在のロシア、旧ソ連に親父の仕事の関係で住んでいたことがあります。小中学校で6年ほどいました。今でこそ海外で活躍する日本人は多く、生活の基盤も海外に築いておられる方も多いと想いますが、当時は、特にソ連にいる日本人というのは、本当に数えられるくらいしかいなかったと思います。

向こうでは日本ほど色々娯楽があるワケではなかったので、テレビでもスポーツ観戦が主な娯楽、何かやると言ってもやはりスポーツという状況でした。なので、ソ連では夏はサッカー、冬はアイスホッケーが人気でしたね。ワタクシも旧ソ連の国内リーグ戦や欧州の代表戦やクラブチーム戦など、数多くの試合を観戦していました。おかげで、サッカーも大好きなスポーツだったのですが、当時の日本ではさっぱり人気もなく、代表戦の試合をたまに観ることができても、ロシアや欧州のサッカーと比べると子供の目からみてもその力の差は明らかで、「日本はサッカー弱いからつまんない。」なんて思ったりしていました。

しかし、一方では日本代表には頑張って欲しい、世界で負けないで欲しいという思いは強くありました。国家思想も文化も大きく違う異国の地、しかも冷戦真っ只中のソ連で暮らす自分たちには、生活していくうえで様々な苦労や困難もありました。アメリカや西欧諸国にいた人たちにはあまり感じないことかもしれませんが、そうした地で生活していた自分には、ロシアも嫌いとは言いませんがやはり故国日本への想いは強かったのです。

それゆえ、地元の子供たちと遊んでる時、「日本はアイスホッケーもサッカーもないんだろ。聞いたことない。」と言われ、日本でもあると言うと「じゃ、弱いからロシアと戦えないんだ。」とバカにされ、まるで自分がバカにされたように悔しかったことを覚えています。

サッカーだけじゃなく、アイスホッケーもです。実は日本のアイスホッケーの歴史はロシア以上に長かったりするのですが、当時の日本代表はロシアの3部程度のチームにも勝てない有様で、王子製紙のメンバーを中心とした代表チームが私が中一のときに所属していたモスクワ市郊外のチームと対戦した時も、6-3でようやく勝ったのですが、実はそのクラブのトップチームは遠征に出ており、ひとつ下の若いチームに現役を引退してるコーチ陣の混成チームが日本の相手をしていたのでした。

それでも私は遠い異国から日本への想いを強くしていた分、日本代表が好きで日本に頑張って欲しい、世界で負けないで欲しいと応援していました。代表が活躍すると自分が日本人であることを異国でも誇れるように思えたのです。

また、ロシアでは日本人学校に通っていたのですが、そこでは外国人学校同士のアイスホッケーのリーグ戦も毎年行われており、アメリカンスクール、フランス人学校、ドイツ人学校など6校くらいでやっていたのですが、私がこのリーグ戦に出る時、気持ちは日本人学校代表というより日本代表でした。外国人に日本人は弱いとか小さいとかバカにされたくない。日本人でもアイスホッケーは強くなれるというところを見せてやりたい一心で、家から電車で2時間のモスクワ市郊外の地元チームに入り、マイナス20度を超える中練習に通い、夜中の12時過ぎに家に帰り着くという生活を続けていました。そんなワタクシでしたので、当時好きだった言葉は「日本代表」のほかに「大和魂」というのもありました。

まあ、古臭いかも知れないですが、私は日本という国(国家ではないです)に対して愛国心があると思ってます。なので、日本のトップとして世界と戦う日本代表が好きですし、また、日本人として日本の文化やアイデンティティを失わず、それでいて海外の土俵で仕事をして認められている日本人の人たちに尊敬の念を覚えるのです。

以前勤めていた会社のUS本社では、エンジニアとして、あるいはエンジニアを束ねるマネージャとして第一線で活躍し、米国本社で認められている日本人の知人がおりますが、そんな彼らには、日本代表に対する憧れと畏敬の念にも似た想いを持ってしまうのです。

ようするに、サッカーに限らずワタクシは日本代表が好きなわけですが、子供の頃からの思い入れもある分、実際にスタジアムで応援することはなくとも心は常に日本代表を応援しているのです。

今回、8年ぶりに予選からW杯に挑戦するワケですが、代表としての誇りと「大和魂」を胸に秘め、最後まで全力で戦って3大会連続で本線出場を果たし、日本のサッカーが世界に通用するところを見せてほしいと思うのです。

ガンバレ!ニッポン!

注:
「大和魂」という言葉には諸説色々、良い意味も悪い意味もありますが、当時私が好きだったこの言葉が持つ意味としては、広辞苑に載ってる2番目の意味、「日本民族固有の精神。勇猛で潔い特性とされる。」というのが近いです。

|

« ぴーばら・・ | トップページ | Carly Fiorina Resigns... »

コメント

北朝鮮戦見ました。
大和魂とは違うかもしれませんが、日本人選手の活躍を見ることができました。
今は同じ日本人として、こころから勝利という結果を喜びたいですね!

投稿: hassy | 2005/02/09 21:55

Abeeさん、永らくお会いしていませんので、話したいことは山とありますが、ここで書かれている日本国民としてのIdentityという言葉。海外在住経験をし、さらにスポーツという身近な「自分が日本人であることを自覚させてくれる」チャンスに恵まれている身としては、本当にいたいほどよくわかります。こんな気持ちって島国NIPPONには縁遠いことかもしれませんよね。もっともっと海外に出る敷居が低くなればいいのになぁ....GWとかお盆の料金高すぎ!ってのが一番のハードルでしょうかね。

投稿: Nacky | 2005/02/09 22:43

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73545/2854649

この記事へのトラックバック一覧です: 日本への想い、代表への想い・・・:

» ホリエモン的 アイスホッケー活性化計画 [スポーツ侍の「本を読む!」徹底して読む!]
 時は200X年、秋。フジサンケイグループの経営陣に加わることに成功したほりえも [続きを読む]

受信: 2005/02/23 22:58

« ぴーばら・・ | トップページ | Carly Fiorina Resigns... »