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2005/02/03

インフルエンザ脳症ではありません!ライ症候群です!-おわり。

 えー、私もようやくインフルエンザから復活したことですし、この話ももう終わりにしようかと。最初はいろいろ調べて自分なりの考えをブログに載せることも考えましたが、もともとそれをしたくてブログ書いてるワケではなく(しかも面倒だし。調べるのは面倒じゃないですけど。)、何でもいいから続けることが目的だったことを思い出し、それはやめにしました。だもんで、長々書いてきたわりにほとんど自分のアタマは使っておらず、単にマンガに書いてあったことを紹介することだけにほぼ終始しました。なので、この話に関して情報を得たくてこのブログにたどり着いてしまった方には、ご期待に沿えず申し訳なしって感じです(タイトルが検索に引っかかりやすいワードを使ってるもので、たどり着いてしまう人、いると思うんですよね)。

 ただ、やっぱり読んだことない人でこのテーマに興味を持った方は、マンガ喫茶でも古本屋でもいいから実際このマンガ読んでもらって自身でいろいろ考察するのがよいと思いました。このシリーズを通しで読むとワタクシはこのマンガの妄信者であるかと思われるかもしれません(途中、このマンガを「偉大」と言ってますし。だって偉大だと思いますモン。いろんなイミを込めて。)。まあ、でもそれはそう思われても一向に構わないです。ワタクシ的には。これを妄信してる自分であるのかどうか、自分の中で自覚できてればいいだけなので。なので、やっぱり読んでみた上で自分がそれをどう理解するか、他人はどう受け止めているのかを考えると幅が広がって有意義ではないかと。

 この話は最後なのでぜひお勧めしたいのが、後述のサイトやブログです。ワタクシのようにテキトーにテーマに乗っかってブログ続けてるだけの人とは違い、世の中にはちゃんとこの話に対する自分の主張をインターネット上で公開している方々も数多くいらっしゃいます。中にはマンガの内容を全否定してる印象が残る(実際全否定してるんですが)ブログもあり、そこまでとは言わないまでも批判的な論調のサイトやコメントも多く見かけます。一方で、全面的に支持してはいないのですが、文面や表現、内容のひとつひとつに対してその正否や虚偽を事細かに追求することはせずに、努めて限られた紙面の中でマンガが伝えようとしている論旨を汲み取って、それに対する自身の考えを述べようとしているサイトも見かけました。

 いずれのサイトにもそれぞれの主張をきちんと述べてますし、またそれに対し賛同・賞賛する方も、反論、時折中傷的な書き方をする方も存在します。ワタクシ的には、気持ちの上ではこっち寄りかな~と思うところもなくはないですが、スタンスとしてどちらにも賞賛・賛同もしませんし、反論もしません。ただ、いずれのサイト、ブログに対しても言えることとして、私は大変感謝しているということです。

 基本的に薬を使わず治せるなら使いたくない方ですし、自分の子供にもそうしたいと思っています。が、やっぱり病気の治療ということを考えたとき、状況によっては薬を使った方がいい場合というのは当然あると思うわけです(だってそのための薬なんだし)。

 で、そのためには、どうなったら使ったほうが良いのか。使わない間の対処方法は?どうなったら医者に連れて行くべきなのか。ということは知っておきたいですし、使わないことによるデメリット、メリットということについても知っておきたいと思うわけですが、昔ではシロートが一人でそんなの調べるのは大変な労力が必要ですし、現在のインターネットといえども有益な情報を集めてあるくのも人によっては一苦労。。。

 ところが、こういう方々が自身の主張を述べ、少なくともその根拠として何らかの裏付けを得て記事を掲載している、あるいは議論しているようなサイト、ブログの場合、そこにはそれぞれの貴重な主張・意見とともに参考となる資料やデータが存在するリンクも集約されているワケです。普段の仕事と今回のテーマはぜんぜん関係ないだろうに、日々忙しい最中に多数のこれだけのサイトや資料を参照して記事を書いてるところもありますし、少々表現は厳しくマンガに対して全否定的なスタンスではあるものの、内容自体はまじめに書かれているところもあります。その姿勢には本当に頭が下がる思いです。

 おかげで、そんなにあちこち探し回らなくても自分で考えて判断するための情報は手に入れることができるワケです。このテーマで適当な日記を書きつつ、同時にこのようなブログをいくつか見つけたおかげで、日々そのやり取りを見ているだけで非常に役立ちました。医者とは書いてませんでしたが、医療関係のお仕事に従事されてる方からのコメントなども見ることができましたし。また、マンガに対してとことん否定的・懐疑的なサイトもありますが、こうした相手の主張の全否定からアプローチする論旨の展開は、自分ではあまりやらないので、それを通して自分とは違ったアプローチでのものの見方を体験することもできます。もちろん、オリジナルのマンガみなくても十分役立つんですが、こういう議論がなされている前提となるマンガの内容を自分で見てからのほうが、より考えも深まるんじゃないかと思いました。

 インフルエンザ(単なるカゼの予防とも共通するところもありますが)について、こぞーどもがカゼあるいはインフルエンザにかからないよう、私が気をつけるようにしてる点はこんなかんじです。

1.予防について

うがいと手洗い。

外から帰ったら手洗いとうがい。うがいは家にいる時でもマメにする。うがいは効果あるってお医者さんも言ってました。

マスク

かかってしまってから使うのでなく、カゼあるいはインフルエンザがはやってきたら、うつされないようにするため人ごみではマスクする。

飴を舐める、ガムをかむ

喉を乾燥から防いでくれ、また、それによって唾液が多く分泌されるので予防効果があると聞きました。マスクしながらだと保湿効果も上がるらしい。

紅茶のませる。

紅茶、殺菌効果あるらしいです。

インフルエンザ予防注射

うーん。。。正直微妙です。副作用のこともあるのですが、ここ数年でメリットをあまり感じてません。マンガやいろんなサイトでも書いてある通り、「インフルエンザにかからない」という面ではゼロとはいいませんが、それに近いぐらい効果を感じられません。ま、流行を予想して作ってるので外れればどうにもならないでしょうけど。。。こぞーの幼稚園でもクラスに30人くらいいてほぼ全員予防接種してたけど、結局先々週くらいから広がって、あんまりたくさん休むもんで、今週は自由登園になっちゃいました。重症化を防ぐというところについても、今回は私、数年ぶりにひどい症状で高熱が3日続いたんですが、これでも軽くなったんだろうかと思うくらいしんどかったです。その一方、過去5年間で今年を除き2回インフルエンザ予防接種しましたが、した年もしてない年もこんな重いのにかかったことはありませんでしたから。自分は必要ないなぁと感じてますが、子供にはそれでも来年も予防接種させるかも。今年のを見る限り、とても症状が軽くすんだようには見えませんでしたが・・・でもやらずにいたらあれよりヒドイ可能性もあるのかと思うと、それでもやった方がいいのかなーとも。来年のことは決めかねてます。

2.治療について

医者にかかって指示をあおぐ

結局、こっちは所詮シロートなので、薬をなるべく使わないようにするにしろ、そのときの注意点や想定される状況とそうなったときの対処法、そうならないようにするための事前の取り組み方など医者に聞くようにしてます。大事なのは、信頼できそうな医者を探すことかなと。どこかのサイトには医師国家試験の合格率を高すぎるとうマンガの主張は印象操作だとありました。でもまあ、いくら大学で医学過程を修了したものという受験の条件があるにせよ、受けた人の約9割全員が全員まじめに切磋琢磨してきたとは思えないですけどね。なので、少なからずヤブ医者候補もたくさん合格してるような気がしてなりません(特にデータがあるワケではないので単なる個人の印象でしかないですが)が、その一方で、ある時に色々適切な説明とアドバイスをくださったあの先生もこの国家試験を通ってきてるワケで、いいお医者さんもたくさんいるんですよね。やっぱり自分で判断するしかないんでしょうね。その際も、医学的知識からシロートが医者を判断することはムリなので、やっぱりその医者の対応や人となりで判断してしまいます、ワタクシは。個人的には、その薬を処方する理由、あるいは薬を出さない理由をちゃんと説明してくれるとか、薬出さずに治すという場合に、家庭でできる対処法を指導してくれるとか、そういうので判断してます。

鎮痛解熱剤

自分が感じている不安(急性脳症の原因の可能性)を説明した上で、なるべくなら使いたくない旨を伝え、その場合自分たちでできる対処法と、解熱剤を飲ませるべき時、医者に連れて行くべき時の判断基準について指示をもらう。もっとも、最近ほとんどくれないですけどね、こぞーをよく連れて行くお医者さんでは。

抗生物質

鎮痛解熱剤の場合と同じような行動を起こしますが、インフルエンザが長引くとホントに必要になってくる場合もあるらしい(合併症とか)ので、そうなった時には必要だろうなぁと思いますが、いきなり最初に処方されたら、いきなり処方されるくらい何か悪い症状が出ているのか確認します。特に理由がないのに出すということならもうそこにはもう行きたくないです。

水分まめに取らせて、ひたすらねかせる。

体を休めるのが一番。インフルエンザかかっちゃったらしんどくて体動かないんだし。

取れるなら食事をきちんとらせる。

おなか壊してたりとか、食欲がないということでもなければ、取れるときは取っておく。食欲ないときはムリに食べさせず(アイスクリーム食べられそうなら食べさせる)、じっと安静にさせとく。これは子供にというより自分がかかったときそうしてます。

タミフル

うーん。。。こぞーの友達が抗インフルエンザウィルス剤(タミフルだったと聞いたのですが)を使ったら直りが早かったという話も聞きましたが、副作用も熱、下痢などそれなりにあるようです。ですが、今回こぞーのインフルエンザにかかった様子を見るとかなりしんどそうだったので、これ飲んで直りが早くなるなら与えても・・・と思う気持ちもあります。実際、こぞーの幼稚園のお友達は、インフルエンザ予防接種の効果はほとんどなかったと思えるくらいしんどい症状だったらしいですが、この薬飲んでしんどい思いは2日間くらいで済んだそうです。副作用が出てもちゃんとその副作用による症状も確実に直せるものなら使うこともやぶさかではないと。。

こんなところでしょうか。だれでもやってそうなことですが、意外とやれてなくて、ホントにちゃんとやれてれば結構効果あるんではないかと思ってます。

 で、結局このマンガは有益だったかと言えば、ワタクシにとっては有益だったといえます。内容には賛否両論ありますが、けっこうあちこちのサイトやブログでも取り上げられていること考えると、マンガによって問題提起がなされ、多くの方が意見を述べており、それを私のようなものも目にして様々な情報を得ることができるようになったという点において、このマンガでインフルエンザ脳症が取り上げられたことはとても意味のあることだったんじゃないかと思いました。

 最後にお世話になった数々のサイト、ブログです。特に1番目と4番目は読んでて勉強になりましたし面白かったです。

[クニミツ]クニミツの政 インフルエンザ問題
インフルエンザBにかかりました
【漫画】 マガジン「クニミツの政」「インフルエンザは寝て治せ」
「インフルエンザ脳症」改め「らい症候群」について
第98回医師国家試験情報
インフルエンザQ&A【医療従事者の方のために】(H.16)
ぴよぴよ通信/「今年のインフルエンザ対策」

★インフルエンザの基礎知識★-[育児の基礎知識]All About
市販薬をむやみに飲ませないで!-[育児の基礎知識]All About
インフルエンザ予防接種ガイドライン(厚生省)
インフルエンザ予防接種ガイドライン(厚生省)
インフルエンザの予防と治療、風邪の予防と直し方のヒント、特効薬、予防接種
自己治癒力で風邪予防
医療法人 恵寿会 小代病院 小児科
オセルタミビル(タミフル)
国立感染症研究所 感染症情報センター

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コメント

 「関心を高め、考えるきっかけになったから有意義だ」という、その擁護の仕方。
 それは内容の大半が間違いやインチキである事が指摘された本やテレビ番組を擁護するさいの、詭弁的な論法です。
 関心を高めるためなら、マスコミも、誤報や捏造を気兼ねなくしていいのでしょうか?
 だいたい、その言い分なら、「詐欺に対する防犯意識を高めたのだから、オレオレ詐欺の蔓延は有意義だ」「泥棒に入られた結果、その家の防犯意識は高まったのだから、その泥棒の行動は有意義だ」などという主張も可能です。

 ぼくなら、例え結論が正しくても(しかもこの漫画の場合、結論もおかしい部分が多い)、その根拠や分析がいいかげんなら、信用しませんし、批判もします。
 「関心を高めた」という結果と、きっかけである「間違いだらけの論説」は区別しましょうよ。


 あの漫画の手法についてですが、「アポロは月にいっていない」と書いているインチキ本に対する書評で、絶妙な物ものあります。

アポロってほんとうに月に行ったの?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022577576/qid=1107561953/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-4040983-8867416
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『A.W.(引用注:和田アキコの事でしょう)ってほんとうに女なの?』というタイトルの本を想定してみよう。芸能界の女番長といわれるA.W.さんについて、男ではないのかと思われるエピソードをたくさん集める。証言も掲載しよう。女としか思えないエピソードは全く紹介しない。で、これだけ疑わしい話がありますよ。状況証拠も揃ってます。でも、判断はあなたにおまかせします、とやる。

これと同じ方法でしょ?うまくやれば面白くなるのかも知れないけれど、この程度じゃね。ゲームだとしても低級。千円近く払ったりしたら涕泣。
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 あなたは、このような本があったとして、「和田アキコさんに対する関心を高めたから有意義だ」と言われるのでしょうか?不当な誹謗で、和田アキコさんの迷惑になるとは考えないのでしょうか。
 あのインフルエンザ話で、少し調べただけでも、おかしいとわかる主張(ワクチン摂取は儲けのための陰謀、解熱剤使用に対する服作用対策を国や医療関係はしていない、医師国家試験を合格するのはバイクの免許より簡単)で、医療関係者が迷惑や不快感を被るという事は考えていないのでしょうか?

投稿: つさだ | 2005/02/05 09:30

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