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2008/02/11

力無き己

どんなにその人の身になろうとしても、どんなに理解しようとしても、たとえそれが血のつながりのある人であっても、その人の苦しみや痛みは決してわからない。

自分が同じ状況に身を置いたことがなければ、わかってあげることができないのです。

それに、わかったところで、痛みや苦しみを分かち合うこともできないし、手を差し伸べることも、苦しみや痛みを少しでも和らげてあげることもできない。

せめて、気持ちだけでも支えてあげたいと思って、励ましの言葉のひとつもかけてあげたいんだけど、かける言葉もないのです。

いまこの瞬間だって、おれがこれまでの人生で一番懸命に何かに立ち向かった時よりも、はるかに頑張っている人に、いえる言葉をおれは持ってない。

己が無力だってことを思い知る時って今までもあったけど、今が一番痛感させられている。

人って、無力なものなんだなと。

別に無神論者だし、神頼みなんてマジメにしたこともないから、何に祈ったらいいのかわからないんだけど、今できることって言ったら、もう祈ることぐらいしかないのです。

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コメント

大切な”その人”の事をただ思うだけで、”その人”は、十分だと思います。痛みで辛い時に、何か言葉をかけてもらう事も大切だけど、それ以上に心から大事な”その人”を思う気持ちは、伝わるから。人って、無力なものではないですよ。 ただ、見守っていられるだけで”その人”は、幸せな気持ちになっているから。一人じゃないんだと...

投稿: ハナ | 2008/02/12 08:12

> ハナさん

> 心から大事な”その人”を思う気持ちは、伝わるから。人って、無力なものではないですよ。

ありがとうございます。
そうであってほしいと、願うばかりです。

投稿: あるじ | 2008/02/17 11:26

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