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2008/06/10

トップに立つ人

「まだ4ヶ月だが、自分自身で確認して考察した結果、製品については他社を上回るものを持っており、その点で苦労することはないはず。となれば、それを売るための戦略とプロセスに問題があると考えてみたが、大きな方向性としてはこれも間違っていないと思えるのです。」

「つまり、これまでの問題点は、方向性は合っていてもプランしたことを確実にこなしていく実行力が欠けていたと考えています。入社以来、本社のCEOやCFO、SalesおよびMktg.のトップにも幾度となく会って自分のプランを説明し、それについて合意を得た上で投資を引き出し、それを活用して実行力のある組織作りに注力しているところです。」

先日、お仕事のちょっとしたきっかけでお会いする機会があった、とある外資系の日本法人社長に最近就任された方とお話したときのこと。

会社の成長に向けた自身のビジョンをちゃんとお持ちのようで、さらにこの4ヶ月で自社分析を完了し事業戦略を練り直した結果として、実行力のある組織編制にリストラクチャリング(首切りという意味ではなく)に取り組んでいる最中のようでした。

また、トシは私より1つ上の若手社長ですが、悪い意味での「シニア」な方々にありがちな、自分より年下、あるいはタイトルが下の人間の話はろくに聞かない(聞いてるフリはしているし、きく耳持ってるという態度だけは見せる)ということもなく、私が話している時には、多少長くなっても話をさえぎるようなことはせず、きちんと聞く姿勢を持っていることにも好感を覚えました。

その一方で、少ない人数の組織だし、かなり色々変えて行こうとしているので、自分自身が先頭に立って引っ張っていかなければならない部分もあり、その意味でどうしても自身の色は全体にわたって付いてしまうところはあるが、当分はそれも仕方ないと思っているとおっしゃってました。つまり、裏を返すと、自分のやり方が納得いかないという人が会社を去っても仕方ない、去るものは追わない代わりに自身のやり方に納得づくで実行力を発揮してくれる人材なら誰でも拒まずという姿勢も感じました。

口調は穏やかなれど、しかしその言葉には信念と情熱を感じました。やっぱり、インスパイアされますね、こういう方とお話していると。

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