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2009/09/29

日本テニス史上最高のプレイヤーの偉大な足跡

杉山選手の引退セレモニー、昨日のニュース番組で見ましたが、非常に多くの選手に慕われている素晴らしいプレイヤーが日本にはいたんだなぁと、ちょっと感動しました。

今大会でペアのハンチュコバや昨年までのパートナーだったスレボトニクが、杉山選手の引退に涙を流してくれるなんて、それだけツアープロの中でも存在感があり、それでいて慕われていたんだなと思うと、同じ日本人として誇らしい気持ちです。

残念ながらシングルスは体調不良でリタイアになりましたが、なんとかダブルスでは有終の美を飾って欲しいと心から願っています。

一方、伊達選手のKorea Openの活躍は驚嘆に値する結果でしたね。

39歳直前にして、あれだけのプレーを見せてツアートーナメントで優勝するとは、体力的にもそのプレースタイルも、現在のツアートーナメントでも通用することを結果で示したところがすごいです。

でも、東レのシングルス初戦は、日曜日に決勝を戦って帰国してすぐってこともあったんでしょうけど、残念ながら逆転負けでした。トーナメントを勝ち続けるということは、こういう厳しい日程での移動をこなしながらの生活を避けることはできませんから。

そのことが、よりいっそう杉山選手の偉大さを示していると言えると思います。もちろん、復帰前の20代の頃の伊達選手も日本テニス史上最高のプレイヤーの一人であることは疑う余地もありません。なにしろ、シングルスの自己最高ランキングは4位ですし、フェド杯でグラフを破った時の強さはハンパじゃなかったですから。

でも、誰か一人No.1を選べと言われたら、あるじは杉山選手を選びます。

前述の通り、トーナメントを勝ち残るほど次のトーナメントへの日程がきつくなり、それでもランキングを上げるためには出場大会数は確保しなくてはならず、世界中を移動しながらのツアープロは、肉体的にも精神的にも本当にタフでないとつとまらない世界で、17年間、大きなけがもせずにずーっと続けてきて、しかもシングルスは自己最高で8位、ダブルスは年間1位と、シングルス、ダブルスともに1桁台という世界でも数少ないオールラウンダーぶりを発揮し、グランドスラムタイトルも3つ、シングルスのツアータイトルも6つという成績を残してきたわけです。

なかでも四大大会連続出場数62は驚異的です。

17年もの間、グランドスラム大会に本戦ストレートインできるだけのランキングを維持することが、どれだけ大変なのか想像できません。

そしてなにより、これだけ我の強いプロのプレイヤーが集うテニス界、中には勝つために手段を選ばんようなプレイヤーもいるなかで、いつもフェアで正々堂々と戦ってきたその振る舞いと明るい笑顔、なによりも、そうしたツアー仲間に認めさせられるだけの実力を維持し、結果を出し続けてきたことが、これだけの尊敬を集めることになっているんだと思うわけです。

数々の前人未到の記録を日本テニス史上に打ち立て、17年の長きにわたり第一線で活躍してきた杉山選手。全米オープンでは、「女子テニス界のカル・リプケン」と紹介されるほどの偉大なプレイヤーとして認知されている杉山選手こそNo.1だとあるじは考えてます。

杉山選手と同じ時代に生まれて、そのプレイを観ることができたことに、あるじは、とても、とても感謝しています。

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