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2012/12/03

インドとは如何なる国なのか、と考えさせられたのでメモ-その1

11月19日~22日まで、人生初のインド訪問となった。

衛生面での懸念が大きかったため、出発前にインド訪問経験のある人に話を聞いてみたが、誰に聞いても体調(特にお腹)を壊してくる人ばかりであり、生来胃腸が弱いあるじとしては、早々に行く気が失せた出張だった。

そもそもインドに対しては、特別な思いも印象もなく、国として経済的に成長はしつつも今だに歴然とした貧富の差の存在を肯定するかのようなカースト制度の上に成り立っている国で、個人の努力ではこの貧困からは抜けられないために様々な弊害もふくめて成長している国、という印象。

加えて、仕事上のカウンターで今回のPlanning Sessionを企画したインド人が、あるじの持つインドのすべてに対しての印象を極端に悪くしているという事情もあって、ものすごく気が重い出張なのである。

滞在期間はわずか4日。

しかもデリーからおそらく15~20kmほど離れたGurgaonという新興都市のホテルにほぼカンヅメという状況だったので、素のインドにはほとんど触れてないことは間違いないのだが、それでも強烈な印象を残してくれた国です。

いっぺんに全部書くと、ちょー長いエントリになるので、このあと数回に分けて感じたことを書き留めておこうと思ってるけど、とりあえず4日間滞在した結果として感じた大きなことだけまずはメモしておく。

いまの自分がそういう傾向にあったからそう感じたのかもしれないんですが。

仕事柄、担当製品のGTMを常に考えて修正して実行しての繰り返しなんですが、そのためにいつも何か、どこかこれまでとは違うアプローチで成功させることはできないか考えてる。

だけど、実際には「必ずこれはやっておくべきこと」という定番のタスクがあり、それについてはどうしても過去の成功体験をベースに考えがち。その方が効率がいいというのもあるんですが。

さらに、制約条件とかGiven Conditionが多いと、自ずと自由度がなくなるのでやれることが消去法で決まってしまうため、発想することを諦めがちになり。あるいは、発想しようとしても、自分で無意識にその枠を決めてしまってたりする。

そうすると、思いっきり煮詰まっちゃうというか、マンネリになっちゃいがち。

でも、そうなるとそこからはなかなか抜けられない。そんな時、インドに行くとアタマがリセットされていいかもと思った。

何しろ、日本の常識は全然通用しないのはもちろんだけど、常識だけじゃなくて日本に済んでいた自分の発想の、根底にあるベースラインというか前提が全部ひっくり返されてしまっている、という状況を実際に体感できるから。

「いままでの常識、前提を無視して自由に発想しろ。」

とはよく言われることだが、それって実は難しいんだよね。今の環境の中でその前提がないものと想像して発想するのは。リアリティないから。

ところが、インドに行けば、思いっ切りその前提が通用しないとか、自分のベースになってたものがまるで意味をなさないっていう状況に身をおくことができ、それを実感することができる。

そんな中で、今まで答えが見つからない、方向を定められないと思っていた課題を考えてみるだけで、これまでとは違う何かを感じられる気がした。

行ってみた結果、決して住んでみようとは思わない国ではありましたが、煮詰まったらしばらく行ってみると良い国ではないかなというのは思いました、はい。

つーか、結局かなり長いエントリだ。。。

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